導入事例 社会科デジタル副読本-三重県志摩市「わたしたちの志摩市」 Case Study

社会科デジタル副読本 山口県山陽小野田市『はっけん!山陽小野田』

限られた時間のなかでも、”伝わる学び”はつくれる。
教育現場の声に応えた、新たな教育副読本のカタチ!

三重県志摩市教育委員会様の想い

「教育」の未来を見据えた、紙とデジタルの共存。

 志摩市教育委員会様は、子どもたち一人ひとりを大切にした『ふるさとへの誇り』や『知・徳・体のバランスのとれた「生きる力」』を育む教育を推進しています。
 これまで紙の社会科副読本を供給してきましたが、GIGAスクール構想に伴うICT活用の流れを受け、紙に加えてデジタル版の副読本も供給することを決定しました。
 これにより、児童がいつでもどこでも地域の魅力を学べる環境が整備され、ふるさと学習を通じて次世代を担う人材の育成を目指しています。

制作時間や予算が限られた中でも、”使える”デジタル副読本を実現。

 志摩市教育委員会様では、以前より社会科副読本のデジタル化が話題に上がっていましたが、当時は「紙媒体の方が使いやすい」という子どもたちの声もあり、導入は見送られていました。
 しかしその後、現場の先生方から「PDFでも構わないので配布して欲しい」という要望があり、紙媒体のPDF化およびDVDによる配布が行われました。
 ただ、PDFでは閲覧履歴の取得やWEB・動画リンクが難しく、”本当のデジタル化”とは言いがたい状況でした。この課題を受け、教育委員会様は本格的なデジタル副読本の導入に踏み切る決断をされました。
 制作にあたっては、予算や契約などの関係上、紙の副読本が完成してからわずか1ヵ月以内でデジタル副読本を仕上げる必要がありました。そこで、簡単にデジタル化が可能な「デ知タル図鑑」を採用いただき、WEBリンクや動画などの使用許諾取得も含め、約1ヵ月という異例のスピードでの納品を実現しました。
 最終的には、ご予算内で収めつつWEB・動画リンクに加え、紙面を活用したブラインドクイズや観光客の推移を示すグラフコンテンツなども搭載し、体験的な学びを促すコンテンツも充実させることができました。

自慢できる志摩市を目指して、持続可能な観光地域づくりにも活用。

 「自慢できる志摩市」の実現を目指して取り組んできた成果の一つに、子どもたちがふるさとをより深く学べる社会科副読本があります。
 この社会科副読本をデジタル化することで、一度学んだ内容にもURLからすぐにアクセスでき、学校での学びが終わった後でも継続的に活用できる教材へと進化しました。
 さらに、訪日外国人観光客が全国的に増加する中で、志摩市の豊かな食文化や自然、歴史といった地域資源を効果的かつ持続的に発信できるツールとしても、大きな期待が寄せられています。
 この取り組みは、地域の魅力を再発見するだけでなく、観光需要を拡大し持続可能な観光地域づくりに貢献するものと考えられています。

実装したコンテンツ一覧

  • ページジャンプ
  • WEBリンク
  • 動画(ポップアップ)
  • アニメーションGIF
  • スライドショー
  • 地図コンテンツ
  • クイズコンテンツ(択一)
  • クイズコンテンツ(ズームアウト)
  • クイズコンテンツ(穴埋め)
  • 360度VR映像
  • ワークシート
  • 書き込みノート
  • クイズコンテンツ(ブラインド)
  • グラフコンテンツ(ポップアップ)

▼三重県志摩市ホームページ
https://www.city.shima.mie.jp/

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